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敬倫塾からの提言

合同説明会に参加して
 〜愛知淑徳中学・高校 金城学院中学・高校、椙山女学園中学・高校〜  2012年1月15日号

 当地域の女子の最難関中学は南山中学女子部です。合格の為に必要な偏差値は71で東海中学と同じですが、定員は東海中学の半分の200人です。この中学に入学した生徒のほとんどは南山大学に進学しません。超難関大学を目指しています。また、医学部受験を考える人もかなりいますので、ライバルがいると燃えるという人には最適です。女子の受験中学の最難関は南山女子で、滝、愛知淑徳、愛知、金城学院、椙山女学園の順に合格し易くなっています。この中から、愛知淑徳、金城学院、椙山女学園についてご紹介致します。
【愛知淑徳中学・高校】
 南山女子、滝を受験する人達のほとんどが第2志望としてこの中学を受験します。そのため、もう少しで南山女子や滝に合格できそうだったのに、今一歩で愛知淑徳となった人にとっては丁度良いのですが、偏差値が60くらいで運良く合格できた人達にとっては大変です。愛知淑徳を第2志望で合格した人達は、中学入学をきっかけに河合塾等での勉強を始めます。愛知淑徳と金城との差はとても大きいので、コツコツ勉強するタイプでない人はアッという間に落ちこぼれます。授業の進み方は速く、定期テストの質も高いので、毎日2〜3時間の家庭学習は当たり前となります。大学も愛知淑徳と考える人は約1割です。成績の良い生徒の多くは他大学に進学しますが、底辺層は愛知淑徳大学より下位の偏差値の大学に進学します。
【金城学院中学・高校】
 惜しくも南山女子、滝に不合格だったという生徒が入学することはあまり多くありません。私立中学入試でとても悔しい思いをした人や、将来、医学部や超難関大学への進学を目指すという強い意志を持った人たちが、入学後早々に実力強化を図ることもあります。しかしながら、金城学院大学は、愛知淑徳大学や椙山女学園大学とともに、大学卒業後の就職状況が極めて良好なため、大学も金城にという人の割合はかなり高いようです。金城から理系の難関大学を目指したいと思う人達もいますが、学校の指導だけでは、非常に難しいと言えます。理系進学者の層が薄いため、学校内での成績がかなり良くても、難関大学合格の為の実力を持っているのは、ごくわずかのようです。理系の難関大学進学を目指すのなら、高校1年生より、英語・数学・国語に抜群の実力を有し、物理または化学で定期テストのレベルを遙かに超える知識を必要とします。大学も金城にという人にとっては、クラスの下位3割に入らないようにしておけば良いでしょう。
【椙山女学園中学・高校】
 当塾で実施している模擬試験においては、女子中学の偏差値は次の通りです。南山女子71、愛知淑徳67、金城学院58、椙山女学園54です。愛知淑徳と金城学院の差は大きいですが、金城学院と椙山女学園の差はほんの少しです。しかし、入学後の指導は、金城学院以上の偏差値の学校と椙山女学園とでは根本的な違いがあります。他大学への進学者の割合です。偏差値の高い中学・高校ほど他大学への進学を目指しています。南山・愛知淑徳では、上の大学に進学する人は1割弱です。椙山女学園では、他大学に進学する人は毎年かなり少ないようです。その為、指導の仕方・進度も大いに異なります。特に、南山・愛知淑徳では進度が速く、定期テストの問題もかなり難しいです。一方、椙山女学園中学の進度は公立中学とほとんど変わりません。中学3年間に習うべきことを中学3年の3月迄に学習し、中学時代に高校内容の先取りはしません。また高校に至っては、他大学の受験を基本的に考えません。学校から与えられたことだけをきちんとこなせば、希望の学部に進学できます。中学での勉強を定着させるため、一般の塾を利用できます。
敬倫塾塾長 加藤敬志
2012年1月15日号