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敬倫塾 塾長からの提言 2014年3月15日号

通知表で損をしないために

高校入試の合否は、内申書(通知表の成績評価)と学力テストで決まります。内申点が良くても実力がなければ、希望の高校に合格できません。しかし、実力というものは、それを養うのに必要な時間と本人のひたむきな努力があるのなら高めることができます。それを助けるのが塾の役目です。ところが、最近、実力はあるのに、通知表の評価で大きく損をしている人の割合が高くなっているように思えます。特に、本校が指導している八王子中学の生徒で目立ちます。では、どういった生徒が損をしているのでしょうか。

【通知表評価で損をしている例】

  1. 授業中にあてられたとき、即座に答えることができない。
  2. 教師または黒板をきちんと見ていない。
  3. 絶えず周囲をキョロキョロ見ている。
  4. 間違った答えを出した人を茶化す。
  5. 授業を受けているときの姿勢が悪い。
  6. ノートや作品の提出期限が守られていない。
  7. クラスの人が嫌がる心ない言動をする。
  8. 教師の失言をいつまでも大きな声で笑っている。
  9. 提出物や答案の字が非常に読みにくい。
  10. 忘れ物が多い。
  11. 授業が始まっても静かに聞くことができない。
  12. 授業中に他の生徒にちょっかいを出す。
  13. 先生の質問の内容を理解し、答えることができるのに、積極的に挙手しない。

私は、昨年の8月から今年の2月まで中学1年生のクラス指導をしました。18人のクラスですが、3人に1人くらいは、上の1〜13の多くの項目に該当します。定期テストで折角良い点をとって、学年順位も良かったのに、通知表の評価が驚くほど低い人が何人かいます。本当にもったいないことです。

ところで、私は本校のすべての中学3年生の進学指導をしています。ある生徒が2年生のとき、敬倫塾に入塾したときの通知表の評価合計は19でした。5教科はすべて2でした。これでは、公立高校に合格することは不可能です。また、私立高校も、限られたところしか受験できません。しかし、その子は、3年生の2学期は合計を26まで上げました。公立高校を受験でき、私学も選べるほどになりました。通知表の評価を下すのは、人間の心をもった先生です。できなくても、きちんと授業を受ける生徒なら、どんな先生でも応援したくなるものです。通知表で損をしているのではと感じたら、一時も早く、好感のもてる生徒になって下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2014年3月15日号

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