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名古屋市 北区・東区の学習塾  明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導  大学・高校・中学受験  集団一斉授業・個別指導

TEL. 052-914-8844

〒462-0833 名古屋市北区水切町6-90-2

敬倫塾 塾長からの提言 2015年1月15日号

塾に出来ること・出来ないこと(中学生)

[1]塾ができること

私は塾に通う利点の主なものは次の4つであると思います。

(1)わかりやすく解説してもらえる。

(2)高校入試の出題レベル・傾向にあった内容が提供される。

(3)定期テストや入試の日程に合わせて学習のペースを作ってくれる。

(4)自分の苦手だった分野で、入試によく出ることは残らず指導してもらえる。

敬倫塾では、どんな小学生・中学生の成績も上げられるとは言えません。どの校でも、公立小・中学生の使う教材は同じです。誰にでも合う教材を作ろうとすると、ページ数は膨大になり、自分にあった部分はほんの少しになってしまいます。ですから、そのような教材は作られません。そのかわり、現在では、基礎を中心とする教材が多く出回るようになりました。それらは、非常に丁寧に作られているため、ページ数は多く、価格も高めです。しかし、学習効果は大となります。基礎がわからなくなってしまった人達に、基礎をきちんと学習した人と同じ時間で、同じ教材を用いて指導することはできません。これが、当塾が入塾面談に時間をかけている理由です。

今のよい状態を維持したい、今の状態を改善したいと心から願っている人なら、入塾をきっかけに、必ず向上致します。なぜなら、上の(1)〜(4)の利点を塾はもっているからです。

現在、公立高校の授業料はゼロです。私立高校に通うことになれば、授業料等で約5万円は必要です。3年間では入学金を含めると200万円ほど必要です。大学までの進学を考えているのなら、高校は公立の方がいいのではないでしょうか。公立高校に合格できる力を持ちながら、自分の通いたい高校がないための私立進学なら良いのですが、公立に合格できないから私立というのは、残念なことです。敬倫塾では、現在の中学2年生から、すべての受験生に公立に合格できる学力が備わるようにしていきます。

2学期の通知表を振り返ってみて下さい。公立を受験するために必要な通知表の合計は『 27 』です。

[2]塾ができないこと

多くの中学校が、学習塾が「過去問」を持っていることを知っています。だから、定期テストで良い点をとっただけでは、通知表で良い評価を得ることはできません。学校は、「見せかけの成績」で、通知表の成績評価をしないのです。自分のテストの成績と通知表の評価が過大になることも過小になることもあります。塾の先生なら、それを判定することができます。 通知表の評価は次の4つを基にしているようです。

(1)授業中の聞く態度

(2)提出物のていねいさと提出状況

(3)実技科目については、その能力

(4)定期テストの成績

・過大評価されている人

高校の合否は、推薦を除き、通知表と当日の入試で決まります。いわゆる難関高校では、各教科の成績が4の上〜5の生徒を対象に授業を進めます。ですから、入学者の平均以上の学力がないと、高校の授業はよくわからず、自信を喪失してしまいます。高校入学後のことを考えて、実力のつく塾への入塾を勧めます。

・過小評価されている人

自分の通知表の各科目の一番上の欄「関心・態度」の評価をよく見て下さい。「B」ならまだ良いのですが、「C」がついていたら、どんなに定期テストで頑張っても4以上の評価は難しいでしょう。上の(1)、(2)、(3)についてよく考えて下さい。これらは塾に入ることによって改善されるものではありません。あなた自身の力で改善できるものです。改善できれば、3までの評価は得られます。それができ、もっと実力をつけたいと思ったら、塾の利用を考えたら良いと思います。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2015年1月15日号

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