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名古屋市 北区・東区の学習塾  明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導  大学・高校・中学受験  集団一斉授業・個別指導

TEL. 052-914-8844

〒462-0833 名古屋市北区水切町6-90-2

敬倫塾 塾長からの提言 2016年8月15日号

来年度の公立高校入試 〜通知表では実力が測定できない〜

・松蔭高校が1・2群共通校になる
・面接の方法が従来と変わる
・推薦入試と一般入試が同一日に行われる。
・学力テストが20点×5=100点満点だったが、22点×5=110点満点となる。
・グラフ等のデータからいろいろな事柄を読み取って分析する問題が、英語・数学・理科・社会で出題されるようになる。

2020年に開催される東京オリンピックに合わせて、日本の大学入試制度を変えようと、いろいろな場で論議されていますが、今のところ明らかになっているものは余り多くないようです。

ところが、愛知県公立高校入試は大きく変わろうとしています。中学校の通知表評価が、個々の生徒の学力とかけ離れているケースがどんどん顕著になってきています。

【多くの中学校が実施している評価方法】

1.課題等の提出状況及びその丁寧さ
2.授業中の学習態度
3.各教科に対する関心の高さ
4.定期テストの成績

このような評価の仕方が間違っているとわけではありません。

しかし、このような評価方法を採用しているがため、通知表の評価がいいのに、学習内容の定着がきちんとできていない生徒もでてきています。学校の定期テストは、1週間前までに範囲が知らされています。授業中の態度が良好な生徒なら、教科担当の先生がどんなことを教えようとしていたかが分かっています。ですから、当然定期テストでは良い成績がとれます。また、過去問を集めて、定期テスト対策で良い成績をとらせることができる塾もあります。こういった塾に入っている生徒は日常学習が不十分であってもテストで良い成績をとることが可能です。

しかし、試験直前の猛烈な勉強で真の実力がつけばよいのですが、なかなか実力は簡単につくものではありません。公立高校の方も、通知表の成績がよくても、それが生徒本人の実力を証明するものではないと気付いてきたのではないでしょうか。

通知表の評価方法を変えることは難しいですから、本当の実力がきちんと評価できるように、テストの合計得点を増やしたり、正確な知識をもっていないと解答できない問題の割合を高くしています。

こういった傾向は、敬倫塾にとっては有難いことです。昨年も、当塾は約90%の生徒が第一志望の公立高校または、目指していた私立高校に入学できました。今後も、真の実力がつくような指導を続けていくつもりです。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2016年8月15日号

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