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敬倫塾 塾長からの提言 2017年5月15日号

全国学力テスト(算数)と敬倫塾の指導

学校の成績を上げるには、どんな教材を使うとよいとお考えですか。学校の先生の言っている事がよく理解できない。テストでいい点がとれない。こういったケースでは、教科書に準拠した問題集を使っての指導の方が効果があるように思えます。補習系の多くの塾はそうしていると思います。準拠問題集を使ったときのメリット(よい点)とデメリット(悪い点)を考えてみましょう。

【メリット】
多くの高校は、当日の学力試験を重視しています。これをⅢ型と言います。合格者はA・Bから選抜されます。
1.教科書の内容がよく理解できるようになる。その結果、授業中によく手を挙げることができるようになる。
2.テストでいい点がとれるようになる。その結果、周囲の生徒や先生に認めてもらう喜びを感じ、ヤル気を増すことができる。

【デメリット】
学校での定期テストはよいが、範囲が決まっていない実力テストや模試に弱いという人は、是非とも推薦入試を利用して下さい。実力に不安がある人が高いレベルの高校に合格した場合、入学後が不安ですが、敬倫塾の高等部が応援します。ただ、英・数・国・理・社のすべての科目において実力がない人は、私立高校を選んだ方がよいと言えます。
1.先生が解説する前に答えがわかってしまっているので、授業中の集中力が減退する。
2.算数以外の教科では、答えを暗記してしまっているケースが多いので、自分の頭でしっかり考えようとしなくなる。

敬倫塾では、算数の指導に、準拠していない教材を使っています。教科書は、県や地域によってさまざまなものが使用されています。そのため、転居すると、今までとは異なる教科書になることがあります。教育レベルの高い地域に転居しても大丈夫なようにするためと、解らなくなったところから徹底的に学習するためには、現在使用している教材が最適だと思っています。

塾が使用している教材は「BOOK」、「ドリル」、「テスト」の3冊です。教科書に準拠していませんが、絶えず学校の進度に合うように指導しています。(つまずきがある生徒は、その部分からの指導となりますので、できる限り早く現在の学校の進度に追いつけるよう、指導日数を週2~3日にしています。)

「BOOK」で、その単元で学習することをきちんと説明します。この教材ができあがったら、「ドリル」で定着したかを確認します。同じ内容を2回学習します。家庭では「テスト」でもう一度学習します。同じ単元を3回学習します。当塾と同じ教材を使っている学習塾もありますが、3冊すべてを使っていない塾もあるようです。これは指導時間が短いためのようです。これでは定着が難しいですね。また、学校で学習しているところと同じところを指導するという塾が多いようですが、つまずき部分がある人には、効果は余り期待できません。算数は積み重ねが大切ですから、つまずき部分からきちんと学習するのが一番です。敬倫塾では、学力テストに対応できるように指導しています。

(参考)「小学・算数A」の問題
1(2)リボンを0.4m買います。このときの代金を□円として、リボンの長さと代金の関係を下の図のように表します。 「1mあたりの値段の60」、「買う長さの0.4」、「0.4m分の代金の□ 」のそれぞれの場所は、下の図のどこになりますか。 アからオまでの中から、あてはまるものを1つずつ選んで、その記号を書きましょう。

(3)0.4m分の代金を求めるための式を、60×0.4としました。
60×0.4の答えを求めるために、次のように60×4の答えを使います。
     60 × 0.4   =  □
       ↓10をかける ↑ ㋕
     60 × 4    =  240
㋕ではどのようなことをしますか。
下の1から3までの中から1つ選んで、その番号を書きましょう。

1. 10をかける
2. 10でわる
3. そのまま答えにする

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2017年5月15日号

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