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敬倫塾 塾長からの提言 2017年6月15日号

勉強好きになった子の学習方法 ―朝日新聞4月25日朝刊より−

「問題やり直し」「くり返し書く」東大など調査

学年が上がるに連れ、勉強が嫌いになる子どもが増えるなか、「好き」になる子は「新しいことを知るうれしさ」などが動機で、「テストで間違えた問題をやり直す」といった学び方をしていることが多い。東京大学とベネッセの共同研究で、こうした傾向が明らかになった。

調査は、全国の小1〜高3の子ども約1万6千人とその保護者を対象に2015年から実施している。小3までは保護者が、小4以降は子ども自身が回答した。

16年の結果によると、小4では68%が勉強について「好き」と答えたが、中2では「嫌い」が約57%になり、高1と高2では60%を超えた。ただ15年と16年の調査の間に「勉強が嫌い」から「好き」に変わった子どもは、各学年に約1割ずついた。

勉強する理由を小5以上に尋ねたところ、「勉強が好きになった」という子どもは「新しいことを知るのがうれしい」「希望の進学先に進みたい」「友達に負けたくない」といった回答が、「嫌いなまま」の子どもと比べて17〜35ポイント高かった。一方、「先生や親に叱られたくない」という動機は、「嫌いなまま」の子どもの方が多かった。

また、「好きになった」子どもに勉強方法を尋ねたところ、「テストで間違えた問題をやり直す」「くり返し書いて覚える」「分からない点を確かめながら勉強する」などの回答が、「嫌いなまま」の子どもより11〜27ポイント高かった。

▼勉強が「好き」になった子どもの特徴
1.テストで間違えた問題をやり直す 77.8%
2.くり返し書いて覚える      62.9%
3.分からない点を確かめながら勉強する 54.1%

私(塾長.加藤敬志)は、今年、次のような生徒を指導しています。
【本校クラス指導】中1・3生、高3生
【本校個別指導】小4生(1人)・小5生(2人)・小6生(2人)・私立中2生(2人)・中3生(2人)・高1生(1人)・私立高2生(2人)・高3生(3人)・私立高3生(1人)
【白壁個別指導】 私立中3生(1人)・私立高3生(1人)

中学生のクラス指導は、基準に合致する生徒だけを指導しています。教科書外の応用・発展部分も指導しますが、生徒の学力も意識も高いので、学習量は相当なものだと思います。教科書の指導の仕方と、それよりももっと速く安全に解ける方法も指導しますので、子ども達はいつも熱心に聞いてくれています。

小学生の個別指導では、学年通りの指導ができる人が多くいるわけではありません。計算力はあるのに、算数的な思考ができなくて、学校や学力テストでいい結果が出ていないので入塾する人が多いです。そういった子ども達は速く解答を出しますが、ほとんど見直しをする習慣がありません。きちんと学力が定着していないにもかかわらず、どんどん新しいことを学ぼうとすることは、決して学力の向上にはなりません。

敬倫塾では、どの子どもにも、基礎をしっかり身につけてもらおうとしています。そのため、習い事等が多くて十分な学習時間がとれない子ども達にとっては、成果が出しにくいといえます。

個別指導している中・高生の多くは、数学がかなり苦手になった人達です。しかし、どの子も指導し始めると、どんどん成績が上がっていきます。その理由は、何とか今の状態から脱出したいという強い希望をもっているからです。そういった生徒達を指導する前に、親御さんのご理解は不可欠です。例えば、高校1年生であっても、つまずきの原因が中学時代にあるのか、それとも小学時代にあるのかを見極めなくてはいけません。自分の力で解けるという喜びを味わった生徒は必ず自分を高めていきます。幸い、私が担当している生徒さんの親御さんは、この点をよく理解していてくれます。病気と同じで、その根源からきちんと学習するという方法、生徒自身の解答がなぜミスを招きやすいかを教えるには、時間がとても大事です。手術しても治らない様になってからでは遅すぎます。

「できないからではなく、自分の才能を目覚まし、それを伸ばすために敬倫塾で学びませんか。そしてその姿勢をいつまでも続けませんか。」

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2017年6月15日号

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