名古屋市 北区・東区の学習塾　　明和,向陽,瑞陵,名西高校の進学と指導　　大学・高校・中学受験　　集団一斉授業・個別指導

中高生の英語

私は、本年3月より、週に4日間、黒川校で指導しています。ここでは数学だけでなく、英語も指導しています。そこで感じたことを報告します。

（公立中学1年生の英語）

公立中学1年生を指導するのは、本当に何年ぶりかです。一番驚いたのは、小学校から英語の指導があるからでしょうが、驚くほどの単語がでてきます。1〜100までの数字・曜日・月・スポーツ、身近にある物の名称等です。日本語で「P」という発音を聞いたら、誰でもその通りの語を書くことができます。しかし、例えば「アイス」という語を聞いたとき、誰でも即座に「ice」と書くことができるとはいえません。また「not」の発音は「ノット」で「note」の発音は「ノウト」です。即ち「o」は「オ」と発音するときもあれば、「オウ」と発音するときもあります。敬倫塾の新1年生には「フォニックス・ルール」を指導していますが、このような授業をしている学校は少ないと思いますし、多くの塾では全く触れられていないようです。小学校時における英語の学習は、かんたんな会話には役立っていますが、今採用している教科書では英語が苦手になる人が、どんどん増えていくように思えます。

（私立中学2年生の英語）

私が現在指導している生徒は、名古屋市外から通っている男子生徒で、部活をしているので、月〜金ではなく、土曜日を利用しています。敬倫塾はインターネットで見つけたそうです。土曜日にわざわざ塾の指導を受ける為に、名古屋まできてくれています。学校では公立より難度の高い教科書が採用されています。彼は、「eトレ」によって、プリントアウトされる教材による文法の学習・自主的な新出単語の学習・教科書の和訳・テキストによる問題演習を的確にこなします。模範的な私立中学校生のような気がします。一般的に私立中学生をきちんと指導してくれる塾はほとんどありません。私立中学に合格するには、小学校時代から特別な勉強を必要とします。その力を台無しにしてしまう生徒が多い中、彼のような生徒が、敬倫塾を上手に利用していてくれることを嬉しく思います。

（公立高校１年生の英語）

高校１年生に最初から英語を教えるのは初めてです。英語が苦手な生徒の為の個別指導用教材を使用せず、敬倫塾本校のクラス生が使用しているものを使っています。この問題集は文法での学習が80％位を占めていますが、最後に長文読解があります。文法だけの指導なら楽ですが、長文読解は骨が折れます。わからない単語もいっぱい出てきます。しかし、これを繰り返すなら、英語は強くなっていきます。敬倫塾が指導している高校生の殆どは、中学での英語の成績評価が３以上の生徒ですが、中学校で学習した事柄が完全に理解できている人は、ほんのわずかです。ですが、高校では、中学での知識がしっかり身についているという前提で授業が行われます。私は今の生徒をしっかり指導していくことにより、中学より英語力がアップしたことを実感してもらいたいと思っています。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。