愛知県公立高校入試を振り返る
今年の公立高校入試で特徴的だったのは、瑞陵高校と市工芸高校です。詳しくは、敬倫塾の塾長提言3月号、4月号をご覧ください。令和5年度入試も、この傾向は続きそうです。さて、瑞陵高校を受験しようと人に対するアドバイスがあります。絶対に合格を確実にするには、公立高校の合否判定に最も精度の高い「愛知県全県模試」を受験することをお勧めします。この高校は第一志望校にも第2志望校にもなります。第2志望校になる場合、名古屋市に在住する受験生のほとんどは、明和または向陽を第一志望校としています。そのような人たちは、大部分が内申42以上と考えたほうがいいでしょう。そうすると、内申42という受験生が瑞陵に合格するには、明和・向陽を受検する人たちで合格する人たちの多くが偏差値が68以上であることを認識しておかねばなりません。全県模試は3年生の8月頃から受検者が大きく増えます。この模試と11月、1月の模試で、いずれも68以上の偏差値をとることですね。
敬倫塾塾長 加藤敬志