瑞陵志願者の2校落ち


今年も瑞陵高校の倍率は3.09と異常なくらい高かったです。その原因は、明和高校・向陽高校と併願できることが第一の原因と思われます。明和、向陽の倍率はそれぞれ1.73、2.24です。この2校の倍率を足すと3.97となります。この2校受験者の全員がこれらの高校を第一志望校としているとすれば、3.97から2を引いた1.97が瑞陵高校の倍率3.09に上乗せされます。そうすると、瑞陵高校の倍率は5.06となります。そのうちの20%が、内申が39以下または偏差値が65以下であったとすると、合格可能性の高い受験者の倍率は4近くになります。今回の入試では、内申43で、全県模試の偏差値が70以上もあった人が2校落ちとなっています。マーク式の学力検査では思わぬミスが起きる可能性があります。来年度からは、明和・瑞陵、向陽・瑞陵2校落ちを避けるために、受験者はより慎重に志望校を考えると思います。敬倫塾では、高校がゴールではなく、大学への進学を考えての進路指導をしていきます。瑞陵を明和・向陽のすべり止めまたは第一志望校にするには、次の2つが必要不可欠だと思います
1. 中学3年の1学期及び2学期の通知表評価の合計が42以上
2. 8月、11月の全県模試で偏差値68以上

今回の入試では、上の2つの条件を満たしていなくても明和高校に合格した人がいます。その人は、入試で、かなりの高得点を挙げていました。最後まであきらめず自分の力を高めようとしていたことが勝因でしょう。
しかし、高校はゴールではありません。中堅校へ進学し、そこで大学を受験する力を養うことはどうでしょう。敬倫塾では、名西高校に進学した人のほとんどが難関大学に合格しています。

(名西高校の大学合格実績)
(2019年3月) 名古屋大、名古屋工大(3)、三重大、静岡大、立命館大、中京大
(2020年3月) 藤田医科大、鈴鹿医療大、名城大、愛知大、金城学院大、名古屋学院大
(2021年3月) 名古屋大(2)、名古屋市大
(2022年3月) 名城大(薬)、名古屋女子大(看)、名城大
(2023年3月) 名古屋大、愛知県大、南山大、金城大(薬)、同志社大、名城大