次年度は中学校で教科書が改訂されます!!
今年度は小学校で教科書が改訂されましたが、次年度は中学校で教科書が改訂されます。前回の大改訂で、数学の「箱ひげ図」を始め、英語の「現在完了進行形」「原形不定詞」「仮定法」など、高校から中学校へ移行した内容が多くありました。今回の改訂はいわゆる「小改訂」ですので、学習指導要領には大きな変更はありません。
しかしながら、今回の改訂では学習指導要領そのものよりも、市内の公立中学校で採択される教科書に一部変更がありましたので、その点には注意が必要です。今回の採択変更を以下に記載しました。
教科 | 変更前 | 変更後 |
国語 | 教育出版 | 光村図書 |
社会(地理) | 教育出版 | 東京書籍 |
理科 | 大日本図書 | 啓林館 |
理科は、大日本図書の教科書が文部科学省から認可が出なかったため、採択変更をせざるを得なかったのではないかと考えられます。国語は、小学校の教科書が今年度から光村図書への採択に変更されたことに合わせての変更であると考えられます。社会は、現状でも三河地区などでは地理・歴史ともに東京書籍を採択しているので、なぜ今回、地理分野のみ東京書籍へ変更したのかが疑問です。大きな影響は少ないと思いますが、現行の教育出版と表記の異なる用語もあると考えられますので、それらについては改めて教科書の概要が判明した段階で説明していきます。
また英語は、教科書の目次から内容を確認すると、1年生の教科書が他学年の教科書と異なり、単元構成に変化が見られます。現在の教科書も、小学校で英語が教科として学習されていることを前提とした内容となっていますが、改定後は難度が上がると考えられますので、現在小学6年生の皆さんは英語の学習にもより一層しっかりと取り組んでください。(本校 鈴木)