生活習慣と学習量(塾報6月号より)

ようやく学校が再開いたしました。今回の休校によって学習面は当然のことですが、食事や生活リズムの面などにおいても学校生活の重要性を再認識させられたのではないでしょうか。

以前の1日の学習量と、今回の休校期間中の1日の学習量とを比べてみてください。おそらく「後者の方が明らかに少ない」というお子様の方が多いのではないでしょうか。これは致し方のないことで、学校の先生の管理・指導の下で行っていた学習量や学習時間をそっくり家庭学習に置き換えることなど不可能で、家庭という同じ環境の中だけで同じ学習量をこなすことをお子様に強いるのは、集中力の面でとても酷なことです。また、今までは学校の勉強とそれ以外の勉強とをうまく両立できていた方でも、この休校や自粛生活のためにストレスが溜まったり精神的に不安定になったりして、勉強が思うようにできなくなってしまったという方もいらっしゃったと思います。

保護者の方においても、お仕事や家事・育児などをする傍らで、完全に学校の先生の代わりとなってお子様の学習の管理や指導を行うことなどは到底不可能です。今回のように当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなった時に初めて、いろいろなもののありがたさを知ることになります。学校生活が実はいろいろな面を大きく支えていたのだということをしっかりと認識し、これから受験勉強でたとえ忙しくなったとしても、学校生活をないがしろにしたりすることのないようにしましょう。