【塾長提言】驚異の第一志望合格率 (公立高校入試)

愛知県の公立高校は複合選抜の方式で合格を決めています。

Ⅰ型・・・内申重視
Ⅱ型・・・内申・学力テストの成績を同等に
Ⅲ型・・・学力テストの成績重視

難関高校の多くがⅢ型です。このⅢ型についてお話し致します。

(1)内申(中学3年生3学期の通知表の成績)
満点45点×2=90点

(2)学力テストの成績
満点110点×1.5=165点

合格者は(1)(2)の2つで判定されます。
A・・・(1)(2)ともに定員内にある者 全員合格
B・・・A以外の者 Ⅲ型では(1)(2)の合計点が高い者から順に合格者を決める

最近、学力テストの難度は上がりつつあります。以前は100点満点でしたが、それを110点満点にしたため、更に学力の高い人が有利になっています。

内申点をとることはとても大事ですが、英語・数学・国語・社会・理科はすべて5であるのに、実技科目はすべて3という生徒がいたとします。この生徒の内申点は

5×5+3×4=37

となります。残念ながら、これでは旭丘・明和・向陽・菊里に合格することは、かなり難しいでしょう。ところが、一部のレベルの高い中学校の生徒達は、勇敢にも挑戦します。学力テストで高得点をとり、逆転するのです。

敬倫塾の本校の主な中学生は、北区の若葉・八王子中学生です。学校のレベルからすると、比較的内申点はとりやすいと言えます。敬倫塾では、それぞれの公立高校に合格するための内申点を把握しています。入試問題に直結した問題演習を積み重ねることにより、学力テストでは信じられない程の高得点をとることを可能にしています。もし定期テストの為だけの一時的な指導しかしていないのなら、このようなことはおきません。

学校の授業がなんとか理解できているのなら、塾は必要ないと思っている人達はかなりいると思います。模試を受けて初めて自分の学力の低さに驚く人が何人かいます。中学校での成績は、あくまで義務教育としての授業をきちんと理解したかどうかの目安にすぎません。難関校に進学したら、高校はそれなりの成績をもった生徒だけで構成されるのですから、レベルが急に高くなるのは当然です。しっかりとした実力がついていなければ、高校に入学した時から、落ちこぼれは始まるのです。

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