よく頑張った今年の中3生

多くの高校受験生が学悠出版主催の「愛知全県模試」を受験しています。この模試の長所は、主に3つです。 1つめは、名古屋市周辺の公立高校受検者の多くが受験していることです。 2つめは、愛知県の公立高校の学力試験の難易度に合わせた出題をしていることです。 3つめは、合否判定の精度が極めて高いことです。

 今年の中3生の活躍ぶりを見て下さい。(8月31日実施)

偏差値受験可能校塾生割合
66以上旭丘・明和・向陽・菊里26%
63~65千種・瑞陵11%
60~62桜台・名東・西春・旭野・昭和13%
57~59天白・松蔭・春日井・名南・ 名西・五条13%
54~56熱田8%
45~53春日井南・中村・北・山田29%

例えば、偏差値45~53の範囲にある公立高校普通科で当地域から通学できる高校は、春日井南(51)、中村(50)、北(44)、 山田(43)となっています。

偏差値だけでみると、66以上の人が26%いますが、その中には通知表の合計点が少ない為、当該の高校に合格できる可能性が低い人が何人かいます。また、今回の模試で偏差値45未満の人はいませんでした。

当塾生の中には、通知表の合計から見ると、考えられないような高い実力をもっている人が何人かいます。敬倫塾生の多くが高校に入学後、更なる飛躍が考えられる理由がここにあります。

最近では、多くの塾が学校の定期テスト対策に力を注いでいます。これを否定はしませんが、このような勉強の仕方をしていると、塾(通知表の合計点)のおかげでレベルの高い高校に入学することができても、その後が不安です。しかし、多くの保護者の方達は、通知表の成績評価で我が子を見てしまいます。過去問等による成績アップは、それがなくなった後のつけが大きいことを御理解ください。

ところで、私学は一般入試では、通知表の合計ではなく当日の学力試験を重要視する傾向がどんどん強くなっています。そのため、当塾生は、学校では無理だろうと思われていた私立高校入試で、非常に有利な状況です。入塾当時の成績から考えられないほどの実力をつけた人が、この年は特に多いようです。

保護者の方々の常日頃からの御信頼を職員一同、本当に有難く思っています。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。

敬倫塾塾長 加藤敬志
2018年10月15日号