超人気の愛知県の公立高校(No.2)

国公立大学への進学を希望する人達は「共通テスト」を受けます。その際、「情報Ⅰ」が受験科目として必須となりました。また、現在、成長が最も著しいのがIT関連産業と言えましょう。名古屋の公立高校で、情報科を1年生からもっているのは、名古屋市立工芸、名古屋市立工業の2校ですが、この内、交通の便がよいのは市工芸です。
 では、内申点と偏差値についてみてみましょう。

 内申偏差値
市工芸(情報)2948.5
名市工(情報技術)2744.5

市工芸のレベルに近い公立高校の普通科には、どんなところがあるのでしょうか。

 内申偏差値
中村2950
2844
山田2843
皆様のご意見をお聞かせください  

これらの公立高校の生徒の多くは、大学進学を希望していますが、国公立大学への進学はかなり大変です。高校を卒業したらすぐに就職しようと考える人達の多くは、情報科への進学に傾くことになりそうです。今後は、市工芸の人気は高まり、合格レベルも高くなるでしょう。敬倫塾の生徒の多くは、内申が29でも偏差値は53以上をもっているので心配はいらないと言えますが。

(市工芸のホームページより)
(1)情報科の特徴
情報科ではコンピュータに関する基礎知識はもちろんのこと、プログラミングやメディアコンテンツ作成技術・ウェブ制作技術・ネットワーク技術などを学ぶことができます。
3年生よりコースに分かれより専門的な学習を行います。授業後も実習棟でコンピュータが使用できるので、多数の生徒が学習しています。競技大会にも積極的に挑戦し、全国大会で活躍しています。

(2)授業内容
・プログラミング
1年生からプログラミングを行っています。2年生ではオリジナルゲームの作成をアクティブラーニングを取り入れて行っています。
・Web
Webサイト制作に関するデザインからプログラミングまでを学習し、ウェブデザイン技能検定3級(国家資格)を取得します。
・資格取得
情報科では資格取得に力を入れています。ワープロ検定から情報系国家資格まで、3年間で10以上の資格が取得できます。授業で取り組み、授業後にも補習を行い、取得を目指します。合格率は全国トップクラスを誇り、就職や進学に有利になります。

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ところで、私立では、名電の人気が急上昇しています。かつては、受験者の多くが普通科を希望していましたが、最近は、科学技術科、情報科学科への志望者が増え続け、これらに合格できれば、公立高校は受験しない、または、思い切って高いレベルの普通科を受験しようとする人が毎年増加しています。

(名電のホームページより)
情報科学科
情報科学の専門分野に長けた人材を、大学や社会へ排出。
人、モノ、情報が時空を超えてつながるインターネット社会。その進展は驚くほどのスピードで、ICT関連の専門能力を持つ人材はあらゆる分野で求められています。情報科学科では、1年生から3年生まで32単位のカリキュラムが組まれており、これらの最新分野を志す学生をしっかり指導。愛工大の電気学科(電子情報工学専攻)や情報科学科(コンピュータシステム専攻・メディア情報専攻)につながる分野なので、進学も安心です。

・コンピュータグラフィック
Macを使ってデザイン制作やWebサイト、3Dアニメーションなど、様々なコンテンツ制作技術を学びます。CGだけでなく、デザインの基本を学べるので、Webデザイナーやマルチメディアクリエイターをめざす人に適しています。先輩たちは様々なコンテストで日本一を獲得しています。