私立高校特色入試

 今年度より、愛知県の私立高校で「特色入試」が導入されます。一部の高校では、学校説明会や体験入学の際に「親子面接」を行い、そこでエントリーを記入します。これを行っていないと、受験資格がないという学校もありますので、「特色入試」を利用したい人は、受験したい学校のホームページに注意し、わからないことは、早めに学校の先生に相談したりして下さい。

〔 特色入試 〕
 高校側が示す「求める生徒像」に対し、スポーツや芸術等、様々な分野で活躍する生徒が自己推薦の形で、高校に「自己推薦書」を提出します。中学校長の推薦なしで出願できます。
 募集人数は募集数の一割を上限とし、自己推薦書・個別面接・学力試験等が課せられます。
 合格の判断は、一般入試と同様に、当日の成績が重視されます。これに不合格の場合でも、その高校の一般入試も受験できるので、入学したいという強い意志のある人は、是非、利用して下さい。
 但し、これに合格した場合、必ず入学しなければなりませんので、他の私立高校や公立高校の受検はできません。

 私立高校の授業料も公立高校と同様に、多くの人が無償となっています。また、私立高校は公立高校に比べ、大学への指定校推薦による進学者の割合が高いため、私立高校への入学希望者の割合は年々高くなっています。
 大学までの進学を希望している人達の中で、通知表の9教科合計が34以上の人達は、名城大附、中京大中京、愛知、名古屋、愛工大名電を私立受験校として選びます。ここでは、愛工大名電における特色入試のエントリー資格や注意点について紹介します。

〔 Meidenトップエンジニア入試 〕(科学技術科)
1.ロボカップ ジュニア全国大会に出場した者。またはそのレベルに相当する科学技術に関する大会に出場した者。
2.本校の建学の精神および高大7か年STEAM教育を理解し、学業に励みながら、全国大会や世界大会で活躍したいという強い意志をもつ者。
3.数学・理科を得意とし、本校および愛知工業大学でもその能力を発揮して、いずれは社会の第一線で活躍できるエンジニアになりたいという意志をもつ者。
〔 Meidenトップアスリート入試 〕(普通科)
1.以下に指定する部活動において、各連盟や協会主催の都道府県大会以上の大会に出場した者。または個人の能力がそれ以上に相当すると評価できる者。
(対象の部活動)
卓球部・野球部・相撲部・フェンシング部・バレーボール部
2.本校の建学の精神を理解し、学業に励みながら、全国大会や世界大会で活躍したいという強い意志をもつ者。