奨学金制度と敬倫塾の「特別奨学生制度」No.6

【負担がかからない大学進学】

 2024年4月に公表された「給付型奨学金」は大変魅力的ですが、これは経済的弱者を救済する目的のようです。それゆえ、給与収入が約300万円未満の方しか大幅な恩恵は受けられません。また、無利子の「貸与型奨学金」の利用者になるには、高校1年生からの計画的な学習が必要です。ほとんどの人はこれができなくて有利子の「貸与型奨学金」の利用者になります。この利用者の多くが奨学金の返済で苦労しており、いわゆる「奨学金問題」を抱えることになります。私は、有利子の奨学金を利用するのではなく、国公立大学への進学を勧めます。難関公立高校に合格しても、名城大学や南山大学への入学で精いっぱいという高校生がいます。学校の定期テストで四苦八苦しているようでは国公立大学の2次試験のための勉強などできません。ですから、高校はあくまで通過点と考え、高校選びは次のことを重視しませんか。

1. 運動部系の部活動を続けたいのなら、通学時間のかからない高校を選ぶ。

2. 高校進学後も上位1/3~1/4の成績が取れそうな高校に進学し、推薦による国公立大学を目指す。

3. 定期試験は自分の実力を測定するものと考え、高校1年生より英語・数学・国語の学力を高める。

【公立校は名西高校以上のレベルに進学】

 中学校での通知表評価では主要5教科はすべて4以上にしておきましょう。そうすれば、高校進学も評定平均3.5以上は可能です。国公立大学に進学するためには多くの教科の学習が必要です。文系なら社会2科目、理系なら理科2科目必要となります。学校の定期テストでいい点を取るだけの勉強をしていると、高校生になったら、ほとんど挫折してしまいます。多くの塾では学校の過去問対策に熱をあげていますが、そんな便利なものは拒否して、あくまで自分の実力磨きのための勉強をしてください。

(特別奨学生)年の給与収入が240万円未満なら、上記の通りです。教材費や特別講習があるときでも定額の10,000円で利用できます。また、ご家庭内に2人以上の学習したい人がいるとき、学力基準さえ満たせば何人利用しても定額です。また、個別指導をどれだけとっても定額です。奨学金制度は大学入学後の利用となりますが、敬倫塾の特別奨学制度はそれまでを応援します。

敬倫塾 中学3年生GAクラス受講料(3月、6月、7月、12月には特別講習があります。)

受講料教材費施設維持
管理費
特別講習費模試受験料一般生合計特別奨学生
3月分25,30010,7104,18015,8404,20060,23010,000
4月分25,3005,7002,86033,86010,000
6月分25,3002,8603,96032,12010,000
7月分25,3003,8502,86034,10066,11010,000
8月分25,3002,86034,1004,20066,46015,000
9月分25,3003,8502,86014,30046,31015,000
12月分25,3003,8502,86041,80073,81015,000