「高校無償化」とその影響
【朝日新聞 2025年2月26日朝刊より引用】
高校無償化へ党首合意 自公維29年ぶり当初予算案修正 石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は25日、「高校無償化」などの実施に向けて2025年度当初予算案を修正することで合意した。―中略― 年11万8800円まで支給される公立・私立高校就学支援金について25年度から所得制限を撤廃し、26年度からは私立高校向けに加算される支援金も所得制限を撤廃して上限を45万7千円まで引き上げることで合意した。 |
愛知県は以前から公立高校の人気が非常に高く、私立高校はあくまでも公立高校の併願校としての受験にとどまる傾向にありました。しかし、大学への指定校推薦枠が豊富な私立高校が近年では人気を増し、第一志望として私立高校を選ぶ生徒が増えてきました。
私立高校も含めた「高校無償化」の流れを受け、その傾向は今後さらに加速し、内申36以上のいわゆる「成績上位者」も、私立高校への進学を第一志望とする生徒が増えてくるのではないかと考えられます。
これらのことは公立高校の志願者減に繋がるだけではなく、私立高校全体の偏差値の上昇にもつながるはずです。ということは、それまで「中堅校」だと考えられていた名城大学附属、中京大中京、愛工大名電などの高校に一朝一夕には合格できなくなってくるということです。
このことから、中学での早い段階から内申確保のために学習塾で学ぶ必要性が高まってくるのではないかと思います。敬倫塾には私立中学受験から大学受験まで、幅広い受験のノウハウを持った講師がそろっています。敬倫塾でともに学び、学力だけではない「人間力」を鍛え、現代社会に立ち向かう力を育んでいきましょう。