敬倫塾の中学受験指導に対する強い“こだわり”

敬倫塾の私立中学受験科は、当塾の中等部や高等部、または他の中学受験指導塾と比較すると小規模なものです。しかし、それをプラスとお考えになり、お兄さんやお姉さんは他の塾で受験勉強をされても、弟さんや妹さんの場合は当塾をお選びいただく方もいらっしゃいます。また、当塾の受験指導の方針に共感してくださる方も増えてきております。

敬倫塾では、受験科の全スタッフが強い「こだわり」をもって指導に当たっております。その「こだわり」で共通しているのは「大学受験までを見据えた指導を行う!」というものです。ともすると志望校合格だけが最大目標となってしまいがちですが、決して「合格」=「ゴール」ではありません。「合格」=「新たな挑戦へのスタート」なのです。

ところで、「合格する力」=「実力」だとお考えですか?たとえば、中学受験における算数の指導では、よくパターンを暗記させ、型にはめて解答させるという方法が採られます。しかし、実はこの解法の多くが中学校では役に立たないものであるということをご存知でしょうか? 真に理解をせずに、この解法ばかりに頼って点数を取ってきた方は、早々に中学での授業についていけなくなり、挫折してしまうのです。これでは何のために多くの時間を費やして受験勉強をしてきたのかわかりません。敬倫塾では、少々遠回りになっても、中学校や高校での学習につなげられるような、先を見据えた指導を心がけております。そのため、高校受験や大学受験を担当するスタッフが責任をもって私立中学受験科の指導を行っております。

当塾に一度足をお運びいただき、敬倫塾の指導方針を直接お聞き下さい。そして他の塾と比較をしていただき、その上でお子様に合った塾をお選び下さい。そこで敬倫塾を選択していただければ幸いです。

(私立中学受験科主任/渡邊)

【塾探しで重視するのはどちらですか?】
☐「大学受験までを見据えた内容重視型指導」  or ☐「志望校合格のみを目指す合理的指導」
☐「少人数指導」  or ☐「多人数指導」
☐「お子様の将来を考えた進路指導」  or☐「合格実績至上主義の進路指導」
☐「第一志望校合格率」  or ☐「東海中・南山中女子部・滝中などの合格者総数」
☐「家庭学習の時間も尊重する塾」  or☐「宿題をサポートする講座もある塾」
☐「長く通える塾」  or☐「中学受験まで利用できればいい塾」

価値観は人それぞれです。その価値観を否定するつもりはありません。
左側の項目に✓が4つ以上入った方は、敬倫塾の強い「こだわり」をぜひご覧ください!

国語の指導に対する「こだわり」

国語の授業はどの受験指導塾でもあります。ただ、公式のようなものや解法パターンを利用して解ける問題など国語にはほとんどなく、暗記していれば解答できる問題も多くないため、国語の授業はどうしても「漢字テスト」→「問題演習」→「答え合わせ」の繰り返しに終始してしまいがちです。確かにそれらは欠かすことができないもので、当塾でも当然実施しています。しかし、その繰り返しだけでは「本当の読解力」など身につくはずはありません。そのため、当塾では、「初読」で勝負の大半が決してしまうと考え、その「初読」の精度を向上させるための特訓を、授業内や宿題において実施しています。いただく授業料は尊いものと考えています。「ただ文章を読ませて、ただ解答させる」「ただ答え合わせをする」「ただ宿題を出す」などといった漫然とした授業はいっさい行っておりません。敬倫塾の国語科では読解力をアップさせるための指導法を確立させています。つかみどころの無い国語の「つかみどころ」をしっかりと教えます。

算数の指導に対する「こだわり」

特定の条件下だけで通用する公式や特殊算に頼ると、近年の柔軟な思考力を必要とする入試問題に太刀打ちできず、また中学や高校の勉強にも対応できません。敬倫塾の算数では、できるだけ将来役に立つ解法を教えています。例えば代表的なものに「面積図を利用した解法」というものがありますが、中学校の数学では使わないため、1つの解法例として紹介はしますが、それを中心として指導をすることはありません。その代わりに、考え方が中学で学ぶ「一次方程式」に近い「①算(マルイチ算)」という解法を使って問題を解いていきます。このような指導方針で学習した卒塾生の多くがスムーズに中学数学になじむことができ、実際に優秀な成績を収めています。

理科の指導に対する「こだわり」

中学受験の理科は、小学校の教科書に中学校の教科書内容の多く、そして高校の内容の一部を小学生向けにアレンジして加えたような内容になっています。それゆえ一見とても学習範囲が広く大変だと思えるかもしれませんが、実は重要なもの(=入試に出やすいもの)はそのうちの限定的なものです。敬倫塾の指導では、テキストを満遍なくこなしていくのではなく、必ずポイントとなる事柄を示すようにしています。そして、それらを軸に単元ごとに確認テストを実施し定着を図ります。
また、近年増加している思考力や表現力を必要とする問題も重視しています。少人数クラスですから、記述問題や図表の表現問題などの個々の解答をその場で確認することができます。塾生のユニークな考え方や表現方法も尊重し、評価しています。

社会の指導に対する「こだわり」

中学受験における社会は歴史の出題割合が少し多い傾向にあります。そのため、敬倫塾の私立中学受験科の社会は地理を早期に習得して、歴史の学習時間を多く取るようにしています。
社会はともすると「覚えれば良い」と考えてしまいがちですが、歴史は因果関係が非常に重要です。点となっている歴史的事実がどのような要因で発生し、そしてそれがどのような変化をもたらす結果となったのかを説明しながら進めていきます。
また、近年の入試は公民分野に伴う国際社会に関する問題の出題が増えています。この分野は中学校での世界地理分野とも重複する部分があります。そのような出題にも対応するため、中学校での学習内容に触れながら、知識を習得することを行います。
このような指導によって、入試問題に対応することだけでなく、中学校進学後、更に高校進学後にも必要となる学力の基礎を作り上げていくことを行っています。