2020年度改革 その2

(2020年4月、高1~2年生となる皆さんへ)

 英語の指導が大きく変わります。高校になると、英語の授業が2つに分かれます。週6時間のうち4時間をCommunication英語に充て、2時間を英語表現(文法)に充てています。

 文法指導で用いられる単語は比較的簡単なものですが、Communicationで扱われる単語はものすごい数です。高校毎に使用される教材は、驚く程多くの種類があり、複数の高校の生徒をクラス指導をすることは、昭和55年以来ずっと不可能でした。

現在、映像授業が広く行われていますが、Communicationの教科書毎の解説は行われていません。そのため、高校生の英語の学力差は広がる一方です。

また、高校では語彙力を強化するため、定期テストに範囲を決め、その習得をさせようとしています。ところが、ほとんどの生徒は毎日コツコツ勉強する習慣がついていないため、語彙力強化は非常に難しいのが現状です。

 敬倫塾では、この2つの問題を一挙に解決できるような指導を2020年3月より始めます。

(英語指導が120分の場合)

〔高1生〕初めの40~50分は「リードA」で英文法を学習し、次の5~10分は英語の単語テストを実施。残りの時間で、Communication英語の学習をします。

(英語指導80分の場合)

Communication英語の単語テストは各自で行います。学校の進度に合わせて、英文法とCommunication英語の学習をします。

このような指導により、学校での英語の成績は大きく向上すると思います。

また、「リードA」で英文法を早く修了した人は「構文101」の学習に進みます。

英語の学習は、本校でも分校でも個別指導を致します。そのため、個々の理解力によって、どんどん深い学習ができるようになります。

 数学の指導も高校2年生までは、全員、個別指導となります。「練成テキスト」で基礎をつけた人は、学校採択での教材で学習をしてもらいます。試験直前に学校指定の問題集をすることがなくなれば、定期テスト直前には、他教科の勉強に時間を割くことができます。

英語・数学の勉強は日頃コツコツとやり、試験直前には他教科の勉強をする。これは、理想的な勉強方法です。英語・数学の実力は、短期間では絶対つけられません。高校2年生までにこの2教科の実力をしっかりつけておけば、国公立大や難関大への進学は決して夢ではありません。