実技教科の評定を上げる策

 公立高校入試で合格を勝ちとるには、次の2つのポイントがあります。
1.通知表の評定を上げること
2.当日の学力テストで高得点をあげること
今回は1についてお話しします。どんなに主要5教科の評価が高くても、音楽・美術・保体・技術家庭の評価がオール3では、評定合計は5×5+3×4=37にしかなりません。これでは、旭丘・明和・菊里・向陽・瑞陵に合格することはほとんど不可能です。これらの高校に合格するには、評定合計を42以上にすることが不可欠です。昨今では、副教科である音楽等の筆記試験がなくなり、それらを実技能力や態度・意欲で評価しようという学校がふえてきています。
これらで高い評価を得るための策をお話しします。
 私は小学1年生のとき、絵の描き方を習ったので、小学校~中学校在学時、評定はほとんど5でした。(当時は小学校でも5段階評価でした。)しかし、運動能力についてはほとんどあるとは言えず、歌唱、楽器の演奏もあまり上手とは言えませんでした。技術家庭についてもそれほど器用ではなかったです。しかしながら、これらの4教科の評定は全て4以上でした。
(美術)
 私は小学1年生の時以来、透視図法というものを知っていました。これについて説明するのは難しいので、インターネットで「イラスト・マンガ描き方ナビ」で調べてみて下さい。この図法は、描写するものを立体的にとらえるというものです。この図法を採り入れるだけではなく、丁寧に描く、提出期限内に仕上げる。授業中は、作品の制作に集中するという態度が必要です。
(音楽)
 音楽の歌唱では、例え上手に歌えなくても、口を大きく開けて歌うことです。楽器の演奏については、訓練しかありません。音楽の鑑賞態度は、数値化できませんが非常に大切なものです。
(保体)
 私は泳ぐことがとても苦手です。ですから中学1・2年の時は、何かと理由をつけて見学をしていました。これではいい評定はもらえません。それで、3年生の時には、積極的に水泳の授業に参加しました。しかし、相変わらず上手く泳ぐことはできませんでした。ですが、飛び込んだ勢いで必死に泳ぐと12m位は進めました。
 走ることについては、6人で走ればたいてい5~6位でした。しかし、3年生では全力をあげて走りました。ボールを使った競技も惨々でしたが、3年生の球技はサッカーでしたので、私はゴールキーパーを志望しました。超下手な私がキーパーですから、相手方は猛然とゴールを目指しました。私はそれに対して必死でゴールを守りました。きっと、体育の先生は、私の健気な姿に同情してくれたと思います。
(技術・家庭)
 担任の先生は毎年同じでした。私は作品の制作にはあまり興味がわかなかったので、1年生~2年生のときの授業中の態度はよくなかったです。また、作品の仕上がりも並以下だったと思います。しかし、3年生の評価が高校入試に影響しますので、先ず授業態度を改めました。先生は大人しいため、いつも授業中はザワザワしていましたが、私は最も授業態度のいい生徒でいました。また、提出作品は必ず期限を守り、できるだけ丁寧に仕上げました。

 これらの教科について総じて言えるのは、熱心に授業を受けることが大きな評価ポイントであるということです。そして、結果よりも、積極的にその教科に対処しようとする姿勢です。中1~中2の時、私は保体の評価が2でしたが、中3では4でした。運動能力の向上ではなく、意欲的な態度が功を奏したと思います。新学期から積極的な態度で各教科に臨んでください。